犬にボーンブロスは良い? 効果・与え方・量の目安と注意点
(最終更新日: )愛犬や愛猫用にも普及してきたたボーンブロス。Forema でも人気商品の1つです。一方で、そもそもボーンブロスって何? という人も多いのではないでしょうか?
ここでは、Forema Laboでの腸内細菌研究も踏まえ、愛犬にとってのボーンブロスについて、概要やメリットをお届けします。
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※鹿・猪・キューブ・和漢・腸内細菌入りの5商品を比較できます。
ボーンブロスってなんだ?
ボーンブロスは、ひとことで言えば「骨のスープ」です。骨と軟骨、時に関節などを長時間煮込むことで得られる栄養豊富なスープです。
Forema では鹿と猪のを使用していますが、一般的には牛、鶏、豚など、さまざまな動物の骨を使用することができます。このスープには、ゼラチン、アミノ酸(特にグリシン)、コラーゲン、ミネラルが豊富に含まれており、人間だけでなく犬や猫にとっても多くのメリットがあります。
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ボーンブロスが犬に与える3つの効果
1. 腸内環境をケア
腸内環境は健康において非常に重要な役割を果たします。腸内の生態系を構成する腸内細菌たちのバランスが崩れると、アレルギーや消化器トラブル、皮膚トラブル、自己免疫疾患などさまざまな問題を引き起こします。
ボーンブロスには、特にコラーゲン、グリシン、プロリン、グルタミンといったアミノ酸が豊富に含まれており、これらが腸の粘膜を修復し、炎症を抑える効果が期待されています。また、ボーンブロスに含まれるゼラチンは、腸内の粘膜を「接着」するように働き、腸壁の漏れを防ぐ役割を果たします(タイトジャンクションの強化)。このため、いわゆる「リーキーガット」(腸壁の透過性が増し、細菌や毒素などが腹腔や血流などに漏れていく状態)の予防に貢献すると考えられています。
※グリシンについては後述
2. 栄養吸収を促進
ボーンブロスに含まれるアミノ酸やコラーゲンは、消化器官を保護し、栄養の吸収を助ける働きがあります。特にグリシンは、腸内の粘膜を強化し、食物が効率的に消化され、必要な栄養素が体内に吸収されるのをサポートします。
3. 炎症を軽減し、免疫力をサポート
ボーンブロスは、消化器官の炎症を軽減する効果もあります。グリシンには抗炎症作用があり、胃や腸の粘膜を修復することで、体全体の免疫機能を向上させます。これにより、食物不耐性やアレルギーのリスクが減少し、犬の全体的な健康が向上します。
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ボーンブロスの与え方と注意点
ボーンブロスは、基本的には骨を煮るだけです。一方で、さまざまなものを加えてアレンジしたい人もいるかもしれません。その場合であっても、人間用のようにあれこれ加えるのではなく、シンプルなレシピで作成することが重要です。
当然ながら玉ねぎなどペットに有害な食材は避け、また骨が完全に煮込まれていることを確認してください。
初めての場合は少量から始め、愛犬/愛猫がどのように反応するかを観察しながら量を調節してみてください。
腸内細菌研究から見えた注意点
上述のように整腸用途でのボーンブロスは有益な事が分かってきました。一方で、腸内細菌のバランスが悪い子ほど、導入時は慎重になる必要があります。有益なものであったとしても、弱っている消化器にとって、初めてのものは異変として拒まれるような事例がしばしば見られます。たとえ喜んで飲んでくれたとしても、焦らず時間をかけて慣らしてあげてください。
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重要成分,グリシンとは?
グリシンは必須アミノ酸の一種であり、体内で多くの重要な役割を果たしています。体内で自然に合成されるため、通常であればわざわざ食物から摂取する必要はありません。一方で、加齢をはじめ何らかの事情で衰えている状況などでは補充が有益と考えられています。
グリシンの主な機能と効果
コラーゲンの生成
グリシンはコラーゲンの構成成分であり、皮膚、軟骨、骨、腱などの結合組織を維持する役割を担っています。これにより、関節の健康をサポートし、老化による関節痛や筋骨格系の問題を防ぐ効果が期待されます。
抗炎症作用
グリシンは抗炎症作用を持ち、特に消化器系の炎症を軽減する効果が注目されています。胃や腸の粘膜を保護する働きがあり、「リーキーガット」などの消化器疾患に対して有効であることが報告されています。
睡眠の質の改善
グリシンは神経伝達物質としても働き、リラックス効果があることから、睡眠の質を改善する助けになるとされています。グリシンを摂取すると、体温を下げ、深い睡眠に入りやすくなるという研究結果もあります。
デトックスと肝機能のサポート
グリシンは肝臓での解毒作用をサポートし、有害物質を体外に排出する手助けをします。肝機能の向上により、体全体の健康を維持することができます。
食物からの摂取源
グリシンは肉類や魚介類、ゼラチンなどに多く含まれています。髄や軟骨を多く含むボーンブロスには特に豊富に含まれており、腸内の健康や栄養吸収を助ける効果があります。
このように、ボーンブロスはさまざまなメリットがあります。機会があればぜひ導入してみてください。
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関連商品
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よくある質問
犬にボーンブロスを毎日与えても大丈夫ですか?
塩分や調味料を含まない犬用のものであれば、毎日の食事にトッピングとして与えて問題ありません。ただし大量に与えすぎると、ある日急に飲まなくなってしまいます。お水代わりにあげるのではなく、あくまで補助として使用することをおすすめします。
犬にはどのくらいの量を与えればいいですか?
体重や食事内容によって異なります。初めは小さじ1〜大さじ1程度の少量から始め、便の状態を見ながら少しずつ増やしてください。商品ごとの目安量は各商品ページに記載しています。
子犬やシニア犬にも与えられますか?
与えられます。シニア犬は水分摂取量が減りやすいため、水分補給の手段としても役立ちます。子犬の場合は、離乳後にフードに慣れてから少量で始めてください。
ボーンブロスを与えたら下痢をしました。やめたほうがいいですか?
一度中止して便の状態が戻るか確認してください。腸内環境が乱れている子ほど、ボーンブロスで便がゆるくなる傾向があります。ボーンブロス自体の問題ではなく、整腸が必要なサインである可能性もあります。下痢が続く場合は動物病院を受診してください。
人間用のボーンブロスを犬に与えてもいいですか?
おすすめしません。人間用には塩分や、犬に有害な玉ねぎ・ニンニクなどのネギ類が使われていることが多いためです。必ず犬・猫用、または無添加で手作りしたものを与えてください。
膵炎や腎臓病の犬にも与えられますか?
膵炎の経験がある犬は脂質に、腎臓病で食事管理をしている犬はリンやたんぱく質の量に注意が必要です。与える前にかかりつけの獣医師に相談してください。

Forema Labo チーム
腸内細菌や、環境中の微生物群集の解析~研究を行っています。Forema ラボでの数千件の解析データを元に、犬猫の腸内細菌と健康の関係、腸内環境と全身の健康との関係、そして自然界や生態系の話を発信しています。
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