犬と猫のオリゴ糖セット 販売開始しました

犬と猫のオリゴ糖セット 販売開始しました

腸内ケアに有益なオリゴ糖の中から、特に有益な2種類をお届けするオリゴ糖セットの販売を開始しました。

セット内容は下記の通り

  • フラクトオリゴ糖 120cc
  • ガラクトオリゴ糖 120cc

※今後予告なく変更になる場合があります

https://fore-ma.com/products/origo-set

以下、簡単にそれぞれのオリゴ糖についてご紹介します。

2種類のオリゴ糖

フラクトオリゴ糖

ブドウ糖に果糖が1〜3つ結合したもので、広義での食物繊維にも該当します。野菜や果物に含まれますが、当製品は甜菜を原材料として製造されています。

オリゴ糖は、一般的には「ビフィズス菌や乳酸菌を増やす」と言われていますが、これはごく一部の側面に過ぎません。

例えば、フラクトオリゴ糖は炎症を抑制する「バクテロイデス属」や「フューカリバクテリウム属」、「アッカーマンシア属」や「ファスコラークトバクテリウム属」などの増加にも影響を与え、大腸菌や赤痢菌、サルモネラ菌をはじめとする「エンテロバクター科」の細菌を抑制するといった有益な側面があります。

ガラクトオリゴ糖

牛乳などに含まれる乳糖を原料としたオリゴ糖。フラクトオリゴ糖と同様に「ビフィズス菌や乳酸菌を増やす」と説明される事が多いですが、ガラクトオリゴ糖も「バクテロイデス属」をはじめとした重要なグループの増加に貢献し、「エンテロバクター科」をはじめとする病原性細菌グループの抑制に寄与します。

では、この両者は何が異なり、なぜセットで併用する必要があるのでしょうか?

オリゴ糖の違いについて

成分以外にこんな違いが

オリゴ糖の違いは、簡単に言えば原材料の違い、化学的な成り立ちの違いとなります。が、消費者にとって重要なのは、効力の違いと言えます。

増える細菌の違い

例えば、「善玉菌を増やす!」という目的でオリゴ糖を使用する人は多いですが、善玉菌(※実は厳密な定期は存在しません)は数十種以上存在します。その中で、フラクトオリゴ糖はAの増加には効くけどBには効果が少ない、ガラクトオリゴ等はCには効くけど.. といった事が多々あります。

よって複数併用する事で、漏れなく増やすという方向に進みます。

抑制する細菌の違い

また、オリゴ糖は必ずしも善玉菌だけを育てるわけではありません。例えば大腸菌もそれなりにオリゴ糖を資源にする側面があります。他にも増えすぎると困る細菌たちが、実はオリゴ糖で増えるといった現実があります。

それに対し、「バクテロイデス属」や「ラクトバチルス属(乳酸菌)」「ビフィドバクテリウム属(ビフィズス菌)」らが「それ以上に増える」事で、結果的に複数の細菌たちを抑制します。

「どの細菌が増えるか」というのは、結果的には「どの病原菌を減らすか」と、ほぼ同じような意味合いがあります。この時、1種類だけのオリゴ糖では限界がある一方、複数組み合わせる事で相乗効果のような、より有益な効果が期待できます。

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