ペットとして、静かながらも高い人気を誇るウサギさん用に、腸内細菌解析「byOm-Rabbit(バイオーム ラビット)」をリリースしました。
当面はベータ版としてリーズナブルな価格帯で提供していきます。
https://fore-ma.com/products/byom-rabbit
ウサギの腸内細菌解析 背景
犬や猫に比べて、ウサギのヘルスケアの選択肢は多くありません。一方で、ウサギの健康も犬や猫同様に、腸内細菌の良し悪しによって大きく左右される事が分かってきました。
ペットのウサギの寿命は7,8年と言われる中で、早くに病気にかかってしまう子と、10歳まで生きている子の違いは何なのか?
1つの大きな要因として、保有する腸内細菌に違いがある可能性は否定できません。
私たちは、犬と猫、人の腸内細菌/口腔細菌の解析で培ったノウハウをウサギに生かし、より広範な視点で微生物群系との共存を模索していく予定です。
ウサギの健康についての事前研究
「byOm-Rabbit」のリリースに先立ち、私たちはウサギの研究も進めてまいりました。
- 高齢ウサギで下痢が続いた時、腸内細菌にどのような変化が起きていたのか?
- 亡くなる直前のウサギの腸内からはどんな細菌が検出されるのか?
- 高齢ウサギと若いウサギの腸内の違いは?
- ウサギ用の生牧草から検出される細菌群にはどういったものが含まれているのか?
- 野生化したウサギの検体にはどんな細菌群が含まれているのか?
- 野生の草食動物(鹿,ヌートリア)や家畜(ヤギ)と比較した時、どんな違いがあるのか??
- 飼い主の腸内細菌の影響は受けるか?
etc..
こうして得られた知見を元に、日本ではあまり耳にすることのない「ウサギの健康寿命」に貢献するサービスとして「byOm-Rabbit」を提供します。