犬にも腸活? ペットの腸内フローラ、腸内細菌解析

犬にも腸活? ペットの腸内フローラ、腸内細菌解析

Foremaでは、愛犬のためのマイクロバイオーム(腸内細菌)解析を実施しています。

愛犬、愛猫双方で対応していますが、ここでは愛犬用途に絞ってご紹介します。

愛犬のマイクロバイオーム解析
https://www.fore-ma.com/products/322

犬のマイクロバイオーム/腸内フローラ解析の背景

腸活という言葉がすでに一般化しているように、腸の健康は体全体の健康に直結しています。人間のヘルスケア分野においてはマイクロバイオーム解析やDNA解析もずいぶんと浸透してきましたが、ペット用においてはまだほとんど浸透していません。一方で健康問題はますます深刻化しており、需要が高まっていたという背景があります。

健康課題の急増

愛犬のマイクロバイオーム解析が急がれる理由としては、健康課題の急増があります。特に目立つのがアレルギーと悪性腫瘍ですが、それ以外にも人間ではあまり聞かないような疾患名を多々耳にする事が増えました。

悪性腫瘍については、ペットの長寿命化という本質的な理由が見えているのに対し、アレルギーについては根本の理由は不明となっています。特に、なぜこの10年くらいで驚くほど増えているのかについては明確な説明にはあまり出会う事がありません。清潔すぎる環境が免疫の発達を阻害しているという説もありますが(衛生仮説)、それだけでは説明がつかないほどアレルギー(そして自己免疫疾患全般)が増えています。

人間界でも同じ事が起こっている

アレルギーをはじめとする自己免疫疾患の急増は人間界でも起こっています。比較対象として1950年台のデータが登場する事が多いのですが、それは50年代以前と以降で大きく数値が変わってきているからのようです。ピーナッツなどをはじめとする食物アレルギーや喘息、セリアック病やクローン病...。また自己免疫疾患以外だとパーキンソン病や多発性硬化症、鬱やアルツハイマーなど、今では耳慣れてしまった疾患が50年代以降、そして70年代、さらに21世紀に入ってより増加が加速しています。

では、大元の50年台以前と以降で何が違うのでしょうか? それは抗生物質の登場です。第二次対戦中に軍事用途として実用化が始まった抗生物質は、終戦と共に民間に普及し始め、50年台には奇跡の薬として賞賛を集めました。そして今、抗生物質の負の側面が否定できない時代に来ています。

関連記事:犬とアレルギー、マイクロバイオーム ..抗生物質

多くの疾患に腸内細菌が関与

21世紀に入って最近をはじめとするミクロの世界の研究が急速に加速して以降、多くの疾患と腸内細菌が深く関わり合っている事が分かってきました。特定の細菌が特定の感染症を起こすといった分かりやすい事例はもちろん、歯周病菌として知られていたものが結腸癌の発生に関与している、遺伝性の疾患だが発生のトリガーの一つに特定の腸内細菌が関与している、神経系の疾患に特定の腸内細菌が大幅に増減している、鬱病を左右するサイトカインとセロトニンの分泌に腸内細菌が大いに関与している etc..。

アレルギーをはじめとする自己免疫疾患も、これらと同じ文脈状にある事がわかってきました。

犬の腸内細菌ケアの方法

プロバイオティクス

プロバイオティクスとは、細菌そのものを摂取する事を指します。代表的なものにはヨーグルトがあげられますが、納豆や味噌、キムチやザワークラフトといった発酵食品などもプロバイオティクスに該当します。日本だとヤクルトもこれに該当します。

プレバイオティクス

細菌そのものではなく、細菌の餌を摂取する事をプレバイオティクスと言います。プロとプレの違いです。具体的にはオリゴ糖や乳酸菌素材、水溶性食物繊維などで、すごく平たく言えば野菜をたくさん取ることも広義でのプレバイオティクスと言えます。

有益な腸内細菌にとってのエサを多く摂取することで腸内での勢力比をコントロールする方法です。

シンバイオティクス

プロバイオティクスとプレバイオティクスの組み合わせをシンバイオティクスと言います。あまり耳慣れない言葉かもしれませんが、"プロ"も"プレ"も通常は通常は組み合わせる事が多いため、むしろ一般的に行われているものだと言って良いでしょう。

サイコバイオティクス

まだほとんど使われない言葉でもありますが、サイコバイオティクスは重要です。上でも触れた様に、うつ病をはじめ、各種神経疾患に腸内細菌が関与しているという報告が多数上がっており、もはや関与は疑うべくもない状況にあります。

その中で、例えばヨーグルトの摂取で不安が軽くなる、といった研究があるのですが、これは特定の細菌グループ(ビフィドバクテリウム属やバチルス綱の一部など)が症状の改善に貢献している事が分かってきています。細菌のコントロールで心の問題をケアする。そうした領域(手法や食材)をサイコバイオティクスと呼びます。

Foremaでのマイクロバイオーム解析結果においても、人間やマウスで確認されたのと同じ細菌グループが犬の行動障害に関与していたという事例があります。

まずはマイクロバイオーム解析を

上述のように、急増する愛犬の健康課題に対し、マイクロバイオーム解析と腸内細菌そのもののケアは必須となってきています。愛犬の現在の状況を知るためにも、まずは解析を行い、シンバイオティクスを実施後に改めて解析を行うといったサイクルを年に数ど実施することをお勧めします。

これによって健康寿命が増進され、寿命そのものも伸びていけば愛犬20年時代も遠くはないかもしれませんね。

愛犬のマイクロバイオーム解析
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